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【 一年が過ぎて…でクリック 】
町議会は圧倒的多数で県央部を選択しましたが、町長は宇部をあきらめきれていない?といった印象を受けました。 この、阿知須の決断により、このまま2市4町の枠組みで合併することになれば、人口が30万を超え、新県庁所在地は、県内初?の中核市になることができます。 → 平成17年10月1日 新・下関市が初の中核市に → 同じ日に誕生する予定の新・山口市は防府を欠くことになったため人口が20万に満たず特例市にすら移行できそうにない
協議の途中で下松市が抜けたり、それにともない熊毛町が揺れたりしましたが、新市名については、もめることなく、多くの人たちの予想どおり、すんなり決定しました。 将来は、下松市や光市など残りの周南(旧周防国の南部)地域との、言ってみれば周南大合併をして、大「周南市」になることを目指しているようです。
→ 当初とは枠組みが変更になったところもあるが各地で新市が誕生 (1) 下関市・菊川町・豊田町・豊浦町・豊北町 [合併成立]
(2) 宇部市・楠町 [編入合併成立] (3) 萩市・川上村・田万川町・むつみ村・須佐町・旭町・福栄村 [合併成立] (4) 岩国市・由宇町・玖珂町・本郷村・周東町・錦町・美川町・美和町 [合併予定] (5) 小野田市・山陽町 [合併成立] (7) 長門市・三隅町・油谷町・日置町 [合併成立] (8) 柳井市・大畠町 [合併成立] (9) 美祢市・美東町・秋芳町 [協議が休止中] (10) 久賀町・大島町・東和町・橘町 [合併成立]
→ 平成17年4月1日 新・静岡市が政令指定都市に移行し「清水区」など3区を設置することにより「静岡市清水区○○町」に では、2市4町の場合はどうなるのか、予想してみました。 ● 秋穂町の場合 ● 現在の秋穂町東と西が、それぞれ「山府市大字秋穂東」と「山府市大字秋穂西」のように、なることでしょう。 ● 阿知須町の場合 ● 郵便番号を見ると、どうしてここまでと思えるほど細かく区分されていますが、運転免許証の住所欄などには、ただ阿知須町○○番地と記載されているはずです。 合併を機に区画整理でも行われないかぎり「山府市大字阿知須」のような形に、なることでしょう。 ● 小郡町の場合 ● 上郷と下郷は、山口市仁保に同じ地名があるため、「山府市大字小郡上郷」と「山府市大字小郡下郷」あたりに、落ちつくことでしょう。 他市町に重複あるいは類似する地名がない住所は「山府市若草町」のようになるか、すべてに小郡を付けて「山府市小郡若草町」のように、なるでしょう。 ● 徳地町の場合 ● 他の市や町に重複、類似する地名がないので、全域そのまま「山府市大字堀」や「山府市大字島地」のように、なるはずです。 ● 防府市の場合 ● 駅南町は「山府市防府駅南町」のように、なるでしょう。 他市町に重複・類似地名がない住所は「山府市佐波二丁目」や「山府市大字台道」のように、なるでしょう。 ● 山口市の場合 ● 駅通りは「山府市山口駅通り」のように、なるでしょう。 元来の山口など中心部は「山府市山口米屋町」や「山府市山口本町」のように、なるかもしれません。 他市町に重複・類似地名がない住所は「山府市大字大内矢田」や「山府市大字佐山」のように、なるでしょう。 ◎ 重複または類似する地名の場合 ◎ 調べもれがなければ、漢字表記が重複する地名には、泉町、黄金町と緑町の3つ、読みかたが重複するところには華園町(ハナゾノチョウ)と花園町(ハナゾノマチ)、似ている地名には中央と中央町があります。 これらは、それぞれ「山府市小郡緑町」、「山府市防府華園町」、「山府市山口中央一丁目」のように、現在の市や町の名前を加えることになりそうです。
今でもややこしい山口区域と小郡区域は、違う区域でありながら同じ市外局番であり、区域間で通話すると、市内通話の扱いになるところと、市外通話の扱いになるところがあるのです。 ちなみに、小郡町の東に隣接する小郡区域の陶地区(全域ではない)などは、山口市でありながら、収容局の都合により、小郡特例が適用されず、山口特例区域との間の通話が、不公平にも、市外料金になります。 NTT次第ですが、合併後は、山口区域と小郡区域が統合され、もしかしたら、阿知須町も区域変更されて、いっしょになり、2市4町は、山口と防府の東西2区域だけになるかもしれません。 → 小郡・秋穂両町は山口市になるが、山口区域の美東・阿東両町は加わらないので、小郡区域全域が特例区域に(すべての083⇔083通話が市内通話に)なる程度に、とどまりそう。 |
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【 危機意識の芽生えでクリック 】
≪秋田市と2町≫ 面積は2倍になるが、秋田市のまま変わらない。 せめて、読みかたを「あちた」にしてほしい。(嗤) → 編入合併で平成17年1月11日「新・秋田市」誕生 (残念) ≪山形市と1市2町≫ 改称する可能性は低いが、後に述べる理由により「山都(さんと)市」になってほしい。 → 合併決裂! 山形市・上山市・山辺町・中山町合併協議会が解散 ≪水戸市と1町≫ 変わりそうにないし、県名(茨城)とは違う名前なので、変に変わらないでほしい。 → 編入合併で平成17年2月1日「新・水戸市」誕生 (安心) ≪前橋市と1町2村≫ 3町村が前橋に編入されるため、すでに「前橋市」で、決定している。 → 平成16年12月5日「新・前橋市」誕生 ≪おまけ:さいたま市に9区≫ 政令指定都市への昇格とともに、9つの区ができる。 さいたま区または埼玉区ができなくて、なにより。 → 平成15年4月1日 全国で13番目の政令指定都市になり区政施行 → 平成17年4月1日 岩槻市を編入し10番目の岩槻区を設置 ≪千葉市と四街道市≫ 千葉市四街道区に、なってしまいそう。 → 合併決裂! 千葉市・四街道市協議会が廃止された ≪新潟市と3市4町5村≫ すごく広くなり「にいがた」になるよりは、可能なら「ニーガタ」になってほしい。 → 編入合併で平成17年3月21日「新・新潟市」誕生 (残念) → さらに合併し平成19年4月1日の政令指定都市への移行を目指す ≪富山市と4町2村≫ 面積が4,5倍になるから「大富山市」にでも、なりそう。 → 平成17年4月1日「新・富山市」誕生 (残念) ≪福井市と2町1村≫ 残念ながら、福井市のまま。 → 編入合併で平成18年2月1日「新・福井市」誕生予定 ≪長野市と1町3村≫ 形だけの対等合併っぽいし、長野市で変わらず。 → 編入合併で平成17年1月1日「新・長野市」誕生 (残念) ≪甲府市と1町半村≫ ずいぶんと細長くなるものの、甲府が編入し、すでに「甲府市」が決定。 → 平成18年3月1日「新・甲府市」誕生予定 ≪静岡市と清水市≫ 時すでに遅く「静岡市」が決定。 → 平成17年4月1日 政令指定都市に移行し「葵区・駿河区・清水区」設置 ≪津市と1市6町2村≫ 4倍くらいに大きくなるが、滋賀の県庁所在地があるため「大津市」には、なれない。 改称するのであれば「津(づ)市」あたりを勧めたい。 けっして、さいたま市のまねをして「みえ市」などには、ならないでほしい。 → 平成18年1月1日「新・津市」誕生予定 (安心) ≪鳥取市と6町2村≫ 鳥取市が吸収し、すでに「鳥取市」が決定。 → 編入合併で平成16年11月1日「新・鳥取市」誕生 ≪松江市と6町1村≫ 間違っても「島根市」などにはならないで、いまのままであってほしい。 → 平成17年3月31日「新・松江市」誕生 (安心) ≪広島市と1町≫ 海田町が安芸区に編入され、市区ともに、名称変更しないことが決定。 → 海田町民の反対により合併決裂! 広島市・海田町合併協議会が廃止 → 合併決裂! 府中町との広島市・府中町合併協議会も解散 → 平成17年4月25日「湯来町を佐伯区に編入」予定 ≪高知市と2村≫ 名称変更は、とてもではないが、望めそうにない。 → 編入合併で平成17年1月1日「新・高知市」誕生 (残念) ≪佐賀市と3町1村≫ 合併相手が、すべて佐賀郡だし、文字数も変わらないので「さが市」になるかも。 → 枠組みを変え平成17年10月1日「新・佐賀市」誕生予定 (残念) ≪長崎市と6町≫ 長崎市が6町を編入し、すでに「長崎市」が決定。 → 平成17年1月4日「新・長崎市」誕生 → 平成18年1月4日 もう1町を編入予定 ≪宮崎市と2町≫ 相手が宮崎郡だから、どうすることもできなくて、宮崎市のまま。 → 編入合併で平成18年1月1日「新・宮崎市」誕生予定 ≪鹿児島市と5町≫ 新設合併ではなくて、鹿児島市が編入するのに、改称する余地を残しているところからすると、たぶん「かごしま市」と思わせておいて、鹿児島市のまま。 → 平成16年11月1日「新・鹿児島市」誕生 (残念) ≪那覇市と1町6村≫ せんだみつおのギャグが根強くて「ナハ」や「なは」には、したくてもできず、そのまま。 → 合併決裂! 合併協議会が解散した ≪その他≫ 「青森市」「奈良市」「岡山市」「松山市」「大分市」「盛岡市」「岐阜市」「大津市」「高松市」などが合併していたり、これからするかもしれないが、すべて、名前が変わっていないし、改称する見込みのあるところも、ない。 |
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【 つまらない「山口県山口市」でクリック 】
それにならって、防府出身の私は、あまりにも人を小ばかにしたような「本州」は避けつつも「中国」と答えるよう、心がけています。(嗤) それはさておき、山口市出身者が同じ質問をされたら、どう答えるでしょう。 初級者は、うっかり「山口」と答えてしまい、相手によっては、それが山口県を意味するのか山口市のことなのかの確認を要求され、二度目の答えとして「山口市」を「シ」のところを強いアクセントで、発音してしまうことになるのです。 何度も聞かれ慣れている中級者の場合は、初級者のように英語のような強さアクセントで「市」を強調することなく、最初から、さりげなく、日本語本来の「チ」のあとが下がる高さアクセントで「山口市」と、即答することができるでしょう。 私のような上級者になると(嗤)、質問者が一瞬、不思議顔になるのを見たいがために「ワタシ中国アルヨ」と中国人アクセントで、つたなく返答できるようになるのです。 もし、山府市になれば、名古屋や神戸などのように、ただ「山府」だけで済むことが、その名称が普及するにつれ、年を追うごとに多くなるのです。
その会社を辞めて、今度は自分の意思で金沢(石川の県庁所在地)に引っ越しました。 履歴書にも「趣味:引っ越し」と記入するようになっていたころには、九州に移住したいと思うようになっていました。 しかし、困ったことに、そこには県名と異なる名前の県庁所在地がありません。 一時は、くり返しを受け入れがたくて、何かと生活に便利な県庁所在都市をあきらめ、佐世保あたりにしようかと迷いましたが、苦渋の決断の結果、長崎県長崎市を選びました。 その次の転居先として、四国の高松か松山を予定してはいたものの、それまで無職期間が長かったこともあり、元手不足に陥り、実家のある防府に戻ることになりました。 それから何年かが経過し、加齢とともに引っ越しへの情熱が薄れ、それどころか、職探しのために履歴書用紙を買う気力すらなくなってしまった今、転居せずして居住地が県庁所在地になりそうなのです。 勝手に、住所のほうから、どうしても避けたい、くり返し「山口県山口市」の恐怖が、忍び寄りつつあるのです。 人間、年をとると、何かをしたいという積極性は衰えてしまい、逆に、何かを免れたい拒絶したいという気持ちは、少し強くなるものなのかもしれません。 |
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【 第一候補「山口県山府市(さんぷし)」でクリック 】
これは例外で、新設される、あるいは改称したい都市は、すでに存在する都市名と、読みかたは同じでもかまわないが、字が同じ名前にはできない、という決まりがあるようです。 (どうやら不文律であった?らしく、岩手県宮古市が存在するにもかかわらず、平良市などからなる沖縄の宮古地区市町村合併協議会は、合併する場合の新市名を同名の「宮古市」と決定した。 しかしながら、その後、枠組みを変更し設置された宮古5市町村合併推進協議会では、住民アンケートを実施し「宮古」との二者択一の結果、「宮古島市」に決定となった。 5市町村とも「宮古島」が上回ったが、さすがに宮古列島の伊良部島にある伊良部町では、わずか1ポイント強の得票差であるところに、同町民の抵抗感が表れている。) 何年か前、サッカーJリーグのアントラーズの地元である旧茨城県鹿島町は、合併し市制施行する際、佐賀に鹿島市があったために「島」の字を変え、鹿嶋市になりました。 ちなみに、今でもチーム名は鹿島アントラーズのままで、本拠地の名称はカシマサッカースタジアムです。 では、山府市の場合はどうでしょう。 現在、防府以外で名前に「府」が使われている、音威子府、訓子府、利府、水府[消滅]、府中(東京)、甲府、国府(岐阜)[消滅]、大府、国府(鳥取)[消滅]、江府、府中(広島)、府中町(広島)、大宰府、別府の14市町村のうち、山府市を先取りする可能性があるのは、山梨の県庁所在地である甲府くらいでしょうが、今回の合併では、周辺の町村を吸収する編入合併という形をとるためもあってか、名前を変えないことがことが、もう決まっています。 つづいて、山口以外で県名に「山」を含んでいる山形、富山、山梨、和歌山、岡山の県庁所在都市を見てみると、前述の甲府を除けば4市とも県名と同じ名前なので、予定のあるところは、ぜひとも合併を機に改名してほしいところですが、後付きの「山」である3都市が山府市になることは、まず、ないでしょう。 残る山形については、岐阜に同じ読みかたの山県市が誕生することから、これを意識して名称を変更することも考えられなくはありませんが、その周辺環境などから、山府市を思いつく人は、いそうにもありません。
なんと、偶然なのか、行政地図より一足早く、こんなところに新しい県庁所在都市の形を見ることができるのです。 できれば、平成17年までには、山口県中部地方「山府」地区に、名称変更されていてほしいところです。 ちなみに、テレビニュース番組の天気コーナーなどで表示される「週間予報の気温」の多くは、下関地方気象台が発表するものを採用しているため、山口市の中心部ではなく、下関の気象台付近のものです。 大きなお世話であることは重々承知していますが、山口の週間気温だと間違われないために、そのころまでには「気温(下関)」と表記されていることを願っています。 また、アナウンサーの中に「昼ころまで雨で、のち曇ってくる。」などという人が多いのも困りもので、そのころまでには、いなくなってほしいものです。 曇ったうえで雨が降るのに、それから「曇ってくる」のではないからです。(嗤) |
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【 どうして「山府市」なのかでクリック 】
◆ そのまま「山口市」 (応募数:5174) ◆ ここまで何度も述べてきたように、県名と同一であるため、山口だけでは県を意味するのか市のことなのか分からない、また、くり返しになる、この名称だけは、絶対に避けなければなりません。 静岡市と清水市が合併し「静岡市」の、轍を踏んでは、なりません。 もし、この名前になるのであれば、せめて読みかたを人や環境にやさしそうな「ヤマクチ(応募数:「やまくち市」5)」にでもしてほしいところです。(嗤) そうすれば、今なら「茨城はイバラキであってイバラキ゛ではない」→「大阪の茨木市もイバラキだ」止まりの話題が、「山口県はヤマグチだけど山口市はヤマクチだ」などと付け加えることにより、少し豊かになります。 ◆ ひらがな「やまぐち市」 (応募数:730) ◆ さいたま市のように、最近ひらがなの自治体名が急速に増えつつあります。 もし今の時代であれば、コザ市から改称した現在の沖縄市は「おきなわ市」か「りゅうきゅう市」になったていたであろう、くらいの勢いです。 → 石川市や具志川市などが合併し「うるま市(うるま=沖縄・琉球の美称)」が誕生 さいたまの場合は、県庁所在地だった旧浦和市と、対等規模の旧大宮市などとの合併であったために、そのまま浦和市でいることができず、もしかすると、真の埼玉とも言える南北埼玉郡に遠慮したのか、この名前この表記に落ち着いたようです。 ひょっとすると、将来、南北埼玉郡から漢字表記の「本埼玉(ほんさいたま)市」あたりが生まれるかもしれません。 その他の、ひらがな都市の多くは、漢字表記では読みづらかったり、旧国の一部の地域でしかないのに旧国名を名乗る場合などに見うけられます。 県内でも、大津郡3町との合併を予定している長門市が「ながと市」になるかもしれません。 ◆ 西の京「西京市」 (応募数:867) ◆ 元々山口と呼ばれていた地域が、今でも山口市の一部でしかなく、2市4町の、ほんの少しの一部分でしかなくなるのに、山口市のままであったり、西京市と称するのは、おかしいと思います。 県名と完全に異なるという点では、この際、東京の向こうを張って「西京(さいきょう)」でも、良しとすることができますが、中国の北京や南京より東に位置しているという、ある程度の矛盾を抱え込むことになってしまいます。(嗤) いっそのこと、広島から遠く離れた札幌の隣りにある北広島市などを参考にしつつ、東京のすぐ西にできた西東京市にでも対抗して「西京都市」というのは、どうでしょう。(嗤) ◆ 新しく「新山口市」 (応募数:952) ◆ 山梨県南アルプス市にならって?「ネオ山口市(応募数:「ネオやまぐち市」1)」や「ニュー山口市(応募数:4)」、んー「山口ヌーヴォ市」などであれば、悪くないかもしれません。(嗤)
◇ 中央(ちゅうおう)市 (応募数:77) ◇ 将来の道州制施行時に、州都になることをにらんだものの、悪くはないが、味気ない。 → 平成18年2月20日 山梨県に中央市が誕生する予定 ◇ 県央(けんおう)市 (応募数:19) ◇ 味気ないし、ローマ字表記(KEN'O-Shi)で分音の役割をするアポストロフィが省略されると「ケノ」と読めてしまう。 ◇ 山央(さんおう)市 (応募数:39) ◇ 同じく、栃木に佐野市があるのに、ローマ字(SAN'O-Shi)が「サノ」。 ◇ 山都(さんと)市 (応募数:2) ◇ 個人的に、山府市より、しっくりこないし(嗤)、山形市・上山市・東村山郡山辺町・中山町の、山の字を含みすぎるほど含んでいる、山形2市2町の合併にこそ、ふさわしい。 → 平成17年2月11日 熊本県に山都町(やまとちょう)誕生 → 平成18年1月4日 福島県山都町(やまとまち)は喜多方市などと合併し消滅する予定 ◇ ハタヨ市 (応募数:「HAYATO」7・「YAHATO」2・「YATOHA」1) ◇ 2市4町をローマ字で表記して頭文字をつなげたが、うまくいかない。 し、初めから、いかせる気もない。(嗤)
○ 下関市・豊浦郡4町 ○ 知名度の高い「下関市」か、関門海峡の対岸・福岡県北九州市を手本にして「西本州(にしほんしゅう)市」か…。 → 平成17年2月13日「新・下関市」誕生 (まあアタリ) ○ 宇部市・厚狭郡楠町 ○ たぶん「宇部市」。 → 編入合併になり… 平成16年11月1日 楠町が吸収され消滅 ○ 萩市・阿武郡3町3村 ○ 漢字で「萩」を残しておいて、+ひらがな「あぶ」で「萩あぶ市」。 → 阿武町が離脱し 平成17年3月6日「新・萩市」誕生 (ハズレ) ○ 岩国市・玖珂郡6町1村 ○ 玖珂町が離脱したことも手伝って、大きく「岩国市」に近づいた? → 玖珂町が再加入し「新・岩国市」誕生予定 (まあアタリ) ○ 小野田市・厚狭郡山陽町 ○ 小野田の「お」と、山陽町の地名「厚狭(あさ)」と「埴生(はぶ)」の頭文字と濁点で「あおは゛市」あたりか…。 → 平成17年3月22日「山陽小野田市」誕生 (ハズレ) ○ 光市・熊毛郡大和町 ○ ヤマトヒカリだと、だれかが作った野菜か何かの品種みたいだから、ずばり、単純に「光大和(ひかりやまと)市」で決まり。 → 平成16年10月4日「新・光市」誕生 (ハズレ) ○ 長門市・大津郡3町 ○ 「ながと市」か、滋賀県大津市に対抗できるものなら「おおつ市」にでもなりそう。 → 平成17年3月22日「新・長門市」誕生 (ハズレ) ○ 柳井市・玖珂郡大畠町 ○ 柳井地域としか言いようがないから「柳井市」。 → 田布施町と平生町が離脱し 平成17年2月21日「新・柳井市」誕生 (アタリ) ○ 美祢市・美祢郡2町 ○ すんなり、郡名でもある「美祢」に決まるものと思っていたが…。 → 新市名を「秋吉台市」と「美祢市」どちらにするかで合意できず協議が休止中 (協議会・新市の名称候補選定小委員会による公募結果:「『美祢[226]』と『みね[167]』」に対し「『秋吉台[15]』と『あきよしだい[1]』」の大差 協議会の多数決で「秋吉台」に決めたあと実施した住民意識調査の結果:「美祢」支持が過半数なのに対し「秋吉台」支持は3分の1未満) ○ 大島郡4町 ○ 大島郡「周防大島(すおうおおしま)町」では長いし、伊豆大島が有名だから「オーシマ町」は避けて、別名・屋代島の「屋代(やしろ)町」か「屋代島(やしろじま)町」。 → 平成16年10月1日「周防大島町」誕生 (よみすぎてハズレ) |
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【 ローマ字表記は「SAMPU-Shi」でクリック 】
これが「山口」だと、過半数が「YAMAGUCHI」で、残りが「YAMAGUTI」とし、チの表記が分かれるはずです。 さらに「阿知須(アジス)」になると、たぶん「AJISU」か「AZISU」とする人が大半を占め、ジの表記が分かれ、なかには「AGISU」と書く人がいるかもしれません。 実際に、防府市内の道路沿いで、Gの英語名・ジーの影響を受けたと考えられる「三田尻(MITAGIRI)」という地名標識を見たことがありますが、これでは「ミタギリ」と読めてしまいます。 次に「徳地(トクヂ)」ですが、ヂの書きかたが、同じ発音のジより増えて「TOKUJI」と「TOKUZI」のほかに「TOKUDI」と表記する人が出てきそうです。 これらヂなどを表記するときに異なる3つの方式は、それぞれヘボン式(JI)、訓令式(ZI)、日本式(DI)などと呼ばれています。 都道府県や市区町村の名前は、おおむねヘボン式で表記され、山口のインターネット地域アドレスは「yamaguchi.jp」であり、阿知須町のアドレスは「ajisu.com」です。 ちなみに、私の記憶が正しければ、山口きらら博の開催を前にして、それまで、山口市などとの境にある「AzisuTown」と表示されていた阿知須町の案内標識が、「j」と印刷されたシールを貼って「AjisuTown」に訂正されていました。 つづいて、ここからは、残りの1市1町の場合を見てみましょう。 大阪と同じ「オオ」の音を含む「小郡(オゴオリ)」は、人によってゴオの部分の表記が「OGORI」や「OGOORI」、または「OGOHRI」などと、異なるようです。 原因としては、「O(オー)」の上に「-」や「^」の長音を表す記号の付いた文字「Ō,Ô(←ご覧の環境によっては読めません)」が、コンピュータで使用するときに制約があるなどの理由で一般的でないことや、普及してきたワープロやパソコンでの文字入力の方法、ジャージにローマ字で書かれたスポーツ選手の名前による影響などが挙げられます。 東京と同じ「オウ」の音に加えて「フ」の音も含む「防府(ホウフ)」は、もう少し複雑になり、「HOFU」「HOHU」「HOOFU」「HOOHU」「HOUFU」「HOUHU」「HOHFU」「HOH'HU」などに、その表記が分かれてしまいます。 東京を「TOKYO」と、大阪を「OSAKA」としか書かなくても、いざ、防府や小郡をローマ字で書くことになると「HOUFU」や「OGOHRI」などとしてしまう人が、少なからずいるのです。 このように、困ったことに、2市4町を例にして見ただけでも、これほどまでに、さまざまなローマ字での地名表記のしかたがあるのです。 最初に述べた秋穂にしてみても、町をつけることにより、「AIO-CHO」や「AIOCHYOU」、「AIOTYOO」、「AIO-CYOH」などなど、もう、どうしようもなくなってしまうのです。
おもに、インターネットアドレスの中の自治体名(「pref.yamaguchi.jp」や「town-ogori.jp」、「….jp/~aiocho」など)に注目しました。 まず、47都道府県と道府県庁所在都市、および2つの県庁所在地ではない政令指定都市、それと東京23区についてですが、群馬(GUNMA)県を除けば、ヘボン式とその他の表記が同じもの(AOMORI県やNARA市など)も含めると、ヘボン式に統一されていると考えられるということが、わかりました。 東京・新宿区はSINZYUKUやSHINJYUKUではなく「SHINJUKU」、松江市はMATUEではなく「MATSUE」である、といった具合です。 長音「ウーとオー」の部分は、東京・中央(CHUO)区や北九州(KITAKYUSHU)市、大分(OITA)県のように、CHUUOUやCHUUOHなどとはせずに、ヘボン式で文字の上に付ける記号「-」を省く形をとっています。 これは、以前からヘボン式表記が主流だったことに加え、「city.hofu.yamaguchi.jp」といった形式のアドレスを管理する団体が、基本的にヘボン式で表記するよう、働きかけてきたためだと思われます。 群馬が「GUMMA」ではなく「GUNMA」になってしまったのは、地域アドレスを決定する際、群馬県などと管理団体との間で協議し、例外的に、その地では普及していなかったヘボン式表記を採用しなかったのではないか、と想像できます。 群馬大学や群馬銀行なども、その英語名をみると、ヘボン式ではありません。 残りの市町村も、だいたいは、この「長音記号省略型のヘボン式」で表されていますが、そうではない自治体をポイントごとに紹介しておきましょう。 「オオ」や「オウ」を含む名前の自治体が多く、特に、長音「オー」の表記に、ばらつきが見られます。 ■ CH (チ・チャ・チュ・チョ) ■ 広島県口和(KUTIWA)町[消滅]など、ごくわずか。 アドレス内ではないが、サイト内に和歌山県貴志川町(KISHIGAWATYOU)や佐賀県三日月町(MIKATSUKI-CYO)[消滅]というのもある。 ■ FU (フ) ■ すべてFUであり、HUは見あたらない。 ■ J (ジ・ジャ・ジュ・ジョ・ヂ・ヂャ・ヂュ・ヂョ) ■ 鳥取県北条(HOJYO)町や大分県本匠(HONJYO)村[消滅]など数町村のジョーが、「JO」ではなくて「JYO」。 ■ M (ば行・ぱ行・ま行音前のン) ■ ヘボン式の北海道門別(MOMBETSU)町に対して、紋別(MONBETU)市。 しかし、紋別市のサイト内には「MONBETSU」と「MOMBETSU」がある。 富山県新湊(SHINMINATO)市や新潟県山北(SANPOKU)町など、8割近くが「N」。 「M」は、静岡県御殿場(GOTEMBA)市や、山府市に似ている千葉県山武(SAMBU)町など、10に満たない。 → 山武(さんぶ)郡3町1村が合併し「山武(さんむ)市」誕生予定 (山武町のヘボン式を引き継ぎ「SAMMU」にするのか、それとも同町商工会や合併協議会など(SANBU)にならって訓令式の「SANMU」になってしまうのか?) ■ SH (シ・シャ・シュ・ショ) ■ 高知県大正町が「TAISYO」。 アドレスの文字数制限によるものか、茨城県下妻(SIMOTUMA)市などは、サイト内にはヘボン式(SHIMOTSUMA)で書かれている。 逆に、愛知県日進(NISSHIN)市などは、サイト内に「NISSIN」という表記があり、このようなところが意外に多い。 ■ TSU (ツ) ■ 鹿児島県松山(MATSUYAMA)町は、サイト内に「MATUYAMA」も、みられる。 そのときどきの、サイト製作関係者の好みによるのかも。 ■ O (オー) ■ 栃木県大田原(OHTAWARA)市、岩手県大野(OHNO)村など「OH」が、20市町村くらい。 千葉県東庄町は、トーには「H」が付いて、ショーには付かない「TOHNOSHO」。 大阪府箕面(MINOH)市は「ミノ・オ」なので、長音扱いせず「MINOO」が適切かも。 兵庫県大屋(OOYA)町[消滅]、福島県桑折(KOORI)町など、10数町村が「OO」。 長野県大岡村[消滅]は「OOOKA」。 奈良県大塔村は「OOTOU」で、和歌山県大塔村はヘボン式の「OTO」。 秋田県大内町はハイフンを入れた「O-UCHI」。 埼玉県鴻巣(KOUNOSU)市や、山口県美東(MITOU)町など「OU」が、30市町村弱ある。 長崎県伊王島町[消滅]などは、アドレスは「IOJIMA」なのに、サイト内の表記が「IOUJIMA」。 ■ U (ウー) ■ 北海道風連(FUUREN)町が「UU」で、サイト内にヘボンの「FUREN」あり。 栃木県葛生(KUZUU)町[消滅]は、群馬県桐生(KIRYU)市や埼玉県羽生(HANYU)市などを参照してみると、長音記号省略型ヘボン式の場合「KUZU」が適当かと思われる。
こちらも平成14年の梅雨におこなったので、その後、変更されているかもしれません。 サイト内にローマ字での社名または紙名の表記が確認できた50数社のうち、北國新聞や報知新聞など「SHIMBUN」が38社くらい、琉球新報など「SHIMPO」が4社くらい、「MIMPO」が0社で、8割くらいがヘボン式表記であることが、わかりました。 全国紙とブロック紙の大手は、すべてヘボン式表記でした。 釧路新聞と四国新聞は、両社とも「SIMBUN」となっていましたが、それぞれ「釧路」は「KUSHIRO」、「四国」は「SHIKOKU」のように「シ」が「SHI」となっているのに、「新聞」の「シ」のほうは「SI」と書かれています。 ちなみに、半分ヘボン式の宇部時報社は「JIHOSYA」と、表記されていました。 また、防府日報は、「オウ」が「HOFU」と「NIPPOU」でした。 |
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