( ( ( ( 宣言 ) ) ) )

 このところ、国の特例法が適用される期限(平成17年3月)が迫ってきたこともあり、山口県でも市町村合併に向けた動きが、少し活発になってきたようです。
 県などが策定した、いくつかの合併案のうち、私が注目しているのは県央部2市(山口防府)を対象にしたものです。
 これら2市が合併することになれば、新しい都市の名前、県庁所在地の名称をどうするかが問題になるはずです。
 私は、新名称として「山府(さんぷ)市」を考えています。
平成13年度末

〜 一年が過ぎて… 〜

 平成15年3月8日、合併特例法適用期限を2年後に控え、2市4町各自治体の議決を経て、山口市防府市徳地町秋穂町小郡町阿知須町による法定合併協議会が発足しました。
 いよいよ、合併の期日や新市庁舎の場所をどこにするのかなどの議題とともに、新市名についての話し合いが始まることになります。
 私は、いまだに、新しい県庁所在地の名称として「山府(さんぷ)市」を考えています。
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平成14年度末

〜 また一年が過ぎて… 〜

 運命の平成16年2月26日に開かれた合併協議で、合併後の都市名を「山口市」とすることが、全会一致で、あっけなく決まってしまったようです。
 決定が難しいだろうとわかっていた市役所本庁舎の位置で調整がつかず、合併の枠組みが変わったり協議が中止になったりすることはあっても、今回の平成大合併で、県とは異なる名前の県庁所在都市が誕生する可能性は、ほぼなくなりました。
 私は、新市名として「山府(さんぷ)市」を考えていました。
平成15年度末

残念ながら,合併する場合の新市名は「山口市」に決定!
※ 県とは違う名前の県庁所在地になれる,絶好の機会を逃す…。
→ その後,山口県央部の2市4町による合併協議が休止!

〜 もう一年が過ぎて… 〜

 県名とは違う名称の新県庁所在地誕生が夢と消えてから、ちょうど2ヶ月後に開催された協議会を最後に、やはり新市事務所の場所で折り合いがつかず、2市4町での30万都市を実現させるための話し合いが、休止することになりました。
 その後しばらくして、山口市3町が新たな合併協議会を設置し、そこに、防府市との合併を望む町民の抵抗はあったものの徳地町が加わり、その1市4町の枠組みで、平成17年10月1日を期日とする、県内で10番目の合併に向かっているところです。
 もちろん言うまでもなく、新市名は「山口市」です。
 私だけが、新県都に「山府(さんぷ)市」を考えていました。
平成16年度末
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山府市に関する これまでの思い

危機意識の芽生え

  • 浦和市が合併し「さいたま市」へ (恐ろしい)
  • 清水市との合併後も「静岡市」のまま (残念)
 「これはマズイな」と最初に危機感を覚えたのは、平成13年に埼玉県の浦和市と大宮市、与野市が合併し、新県庁所在地「さいたま市」が誕生したときです。
 元の県庁所在地は浦和で、県名と県庁所在都市の名前(こまかくいうと読みかた)が異なる、数少ない所(当時45府県中17県)なのに「なんてことが、おこったんだ。」と背筋が寒くなりました。
 さらに、平成14年になって、静岡市清水市が合併し「静岡市」となることが決まってしまい、山口県2市4町なども同じ道をたどってしまうのではないかと、心配しているのです。
 まったく、せっかくの機会なのに、なぜ県名と違う名称にしなかったのでしょう。
 本当に、もったいないと思いました。
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つまらない「山口県山口市」

  • くり返し「山口・山口」は避けたい (耳・目ざわり)
  • ストレスを感じない「仙台市」など (自然)
 「広島県広島市」「福岡県福岡市」「山口県山口市」、なんとつまらない響きでしょう。
 テレビのニュースなどで、日々語られたり、表示されたりする「県名をともなう県名と同じ都市名」のくり返しが、耳ざわり、目ざわりで、しようがありません。
 県庁所在地ではない「栃木県栃木市」なども、できれば遠慮してほしいところなのに、なんとかならないものでしょうか。
 一方、県庁所在地でも、「滋賀県大津市」や「愛媛県松山市」などであれば、くり返しがなく、自然に受け入れることができます。
 特に「宮城県仙台市」の場合は、ニュースで読まれるとき、「鹿児島県川内(せんだい)市[消滅]」と間違えてしまわないための配慮なのだと、感心さえします。(嗤)
 やはり、県名と都市名は異なるに越したことがありません。
 気持ちが悪くありません。
 まさに、今回の2市4町などの合併が、亡き浦和の穴を埋める、千載一遇の好機なのです。
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第一候補「山口県山府市(さんぷし)

  • 新「静岡市」の二の舞は御免 (県の関与も)
  • 新市民に支持されそうな名称「山府市 (試案)
 山口市(14万人)が他の市町を吸収する、編入合併(商工会議所がそうであるように、例えば小郡町だけが編入される場合など。)であれば、名前が変わらないことに、あきらめがつきます。
 しかし、防府市(12万人)を含む規模の大きな新設合併(さいたま市や新「静岡市」と同じ、いわゆる対等合併になるはず。)を実施する際には、名前を変えることができるので、せっかくだから、静岡・清水合併の轍(てつ)を踏まないように、県の名称とは異なる新県庁所在地が誕生してほしいのです。
 そのためには、「山口市」以上に、新市民となる人たちに支持される新都市名を考えなければなりません。
 そこで思いついた、いまのところ、ただ一つの第一候補が「山府市」なのです。
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どうして「山府市」なのか

  • 山口県の県庁所在地だから「山府 (読みは「さんぷ」)
  • 結果的に山口と防府の合成で「山府 (結果オーライ)
 ここまで読んで、ほとんどの人が、山口市の「山」と防府市の「府」とをくっつけて「山府」なんだな、東京の旧大森区と旧蒲田区で「大田区」なのといっしょで、安易だなと思われたはずです。
 でも、そうではなくて、結果的に、そうなっただけなのです。
 まず、合併が予想される2市4町などを一言で表す地域名(ちなみに、山口県下関市と豊浦郡は「豊関」と、同徳山と周辺は「周南」と呼ばれています。)はないかと探しましたが、見つかりません。
 では創ろうと、旧防府町が誕生(旧佐波村と旧三田尻村が合併)したとき(旧周防国の国府が設置されていたため防府と呼ばれていた地域名が採用されたらしい)を参考にして、すぐ頭に浮かんだのが、山口県庁(昔でいう国府のようなもの)がある、すなわち、山口県「山」の県庁のある都、行政の「府」という意味の「山府」市です。
 これなら、将来、どんなに合併をしても、山口県の県庁所在都市であるかぎり、山府市でいられます。
 それに、結果的に「山」と「府」を含んでいるために、「山口」に愛着がある人たちにも、何とか「防府」を残したいと思っている人たちにも、そのどちらにも当てはまらない人々にも、受け入れられやすいはずです。
 読みかたは、名づけの経緯から「やまふ」ではなく「さんぷ」が適当でしょう。
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ローマ字表記は「SAMPU-Shi」

  • ヘボン(標準)式の「SAMPU (訓令式はSANPU)
  • 全国の自治体名もヘボン式に (群馬はGUMMA)
 ラテン文字、いわゆるローマ字での表記は「SAMPU-Shi」としました。
 日本の地名をローマ字表記するときには、代表的な方式が二つあるため、どちらにするか問題になることが多く、「山府」市の場合もヘボン式「SAMPU」と訓令式「SANPU」とでは異なってしまい、それに当たります。
 が、ここは命名者に免じて、私の支持するヘボン式表記にし、さらに、万が一そうなった暁には、山府市長から全国の地方公共団体に、都道府県名、市区町村名くらいは同表記に統一するよう、呼びかけてくれることを希望します。(嗤)
 「SAMPU-Shi」「SANPU-Shi」「SANPU-Si」「Sampushi」「Sanpushi」「Sanpusi」…、いろいろな書きかたをする人がいるはずです。
 ちなみに、ロシア文字(キリル文字)で書くと「САМПУ-Си」でしょうか。
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― 遅ればせながら簡単な自己紹介 ―
ちんム ー [山府市のマーク] Chimmu
山口県(YAMAGUCHI-Ken) 防府市(HOFU-Shi)出身
平成16年度末現在 ♂ 41歳のつもり

http://sampu-shi@sampu.777.ac mailto:sampu-shi@sampu.777.ac